賃貸のガス料金が高い!LPガス会社の変更とガス料金節約術

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不動産屋で現在私が住んでいる1ルームマンション・アパートを探している時、担当の方が「この物件はLPガス(プロパンガス)なので都市ガスの物件に比べてガス料金が割高になります」と説明してくれました。

他色々な要件がマッチして今のこの物件に決めたのですが、半年ほど生活して「やっぱりガス料金が高い!」と感じるようになりました;

これじゃ思いっきりガスを使えない!

ということで、今回はこのガス料金のコストダウンについて考えてみたいと思います。



今のガス料金は適正なのかを調査する

この「LPガス」ですが、地域毎に数社の取り扱いがあり、それぞれの会社が独自に料金を決めています
今、契約しているLPガス会社より、もっと安い会社があるのでは?ということで、各地域のガス料金の平均と私が契約しているガス会社の料金について比較してみました。

都道府県基本料金従量単価
私の契約(東京)2,200円650円
東京1,720円561円
神奈川1,729円505円
埼玉1,705円515円
千葉1,738円502円
茨城1,705円536円
群馬1,761円526円
栃木1,663円523円
山梨1,755円543円
静岡1,815円542円
愛知1,763円563円
岐阜1,803円527円
三重1,822円521円
福岡1,959円523円
宮城1,747円593円

うわ!!うちのLPガス!めちゃめちゃ割高じゃないですか!(笑)
平均との比較ですよ?こんなの差が出るなんて正直驚きです;

賃貸でもLPガス会社は変更できる

LPガス会社との契約は物件を決めた際に不動産屋に案内され、私からLPガス会社に連絡し、行いました。
「これがガス屋さんの連絡先なので開栓の手続きをしてください」みたいな感じです。
当たり前のように物件指定のLPガス会社と契約を行いました。
そして当たり前のように使い続けています。

しかし、どうやら賃貸でもLPガス会社の変更は出来るみたいなんです!

もちろん勝手には変更できません。ガス設備は物件全体のものですので、変更するとなると全部屋変更となります。
結構大ごとです;

変更の流れとしてはまず物件の所有者・大家さんを説得する必要があります。
このページと現在のLPガス料金を提示すれば、説得材料になるでしょう

また、この交渉は家賃を値下げしてもらうことよりも簡単な交渉です。
それはオーナー側にもLPガス料金が安いことは「物件の売り」になり、「退去率・空室率が減少する」などのメリットがあるからです。

しかし、オーナー側にも何かしらの理由があり今のLPガス会社を設備として取り入れている可能性があります。
例えば、LPガス会社と何かしらのつながりがあり、設備導入や他サービスにおける優遇を受けている等といったケース。
この場合、オーナーはガス設備とは違う部分でのメリットがあるので、変更に応じてくれる可能性は低くなります。

ただ、逆にこのようなしがらみは一切なく「ただ営業に奨められて決めた」程度の理由で今のLPガスを使っているということであれば、十分に交渉の余地があります。
また、このページを見ているオーナーの方がいらっしゃいましたら、自分の所有する物件のLPガス料金を今一度確認してみてください。
そして、今よりも料金を下げられそうということであれば、積極的に設備の変更を進めていただくことをお勧めします。
オーナーの方は自分が住んでいないのでなかなか気が付かないと思いますが、私の物件のようにかなり割高のLPガス料金を賃貸契約者に負担させている可能性があるんです!

LPガス料金の見直しは無料で地域最安値のLPガス会社を紹介してくれる「enepi」が便利です。

オーナーさんはもちろん、オーナーさんの了承を得た賃貸契約者の方も、こちらのサイトから一括比較・見積が行えます。

LPガス会社の変更が出来ない場合の「節ガス」術

もしオーナーさんがLPガス会社の変更に応じてくれなかった場合、今の契約のまま高いLPガスを使い続けるしかありません。
そう!諦めるしかないんです(笑)
こうなったら仕方がない。
如何にガスを使わずに生活するか…
節ガス」を徹底しましょう。

ガス調理器

物件に備え付けのガスコンロや魚焼きグリル。これで炒め物をしたり、お湯を沸かしたりすると、あっという間にガス料金が跳ね上がります。
ガスが使えないなら電気だ!ということになりますが、電気料金もなかなかのものです。
しかし、電気製品には「節電」を意識した「省エネ家電」が多く存在するのです。
これら「節電」が考慮された調理家電を活用し、高いLPガスの「節ガス」に努めましょう。

煮物・湯沸かしは「電気ケトル」を使う

一人暮らしと言えばインスタントラーメン(笑)
お湯を沸かす機会って意外と多いんです。
やかんと電気ケトルとで光熱費にどれくらい差が出るのか。
1リットル当たりで「やかん=3.32円」「電気ケトル=2.3円」だそうです。
しかも、このやかんの3.32円は都市ガスを使用した場合。
LPガスの場合はもっと跳ね上がります。

電気ケトルはお湯を沸かす道具です。
調理の工程でお湯を沸かすものすべてに利用しましょう。
例えば「煮物」や「ラーメンやゆで卵を茹でる」ための「お湯」は鍋に入れた水に火をかけて沸かすのが普通ですが、この「湯沸かし」の工程は電子ケトルを使いましょう。
この手間だけでかなりの「節電」「節ガス」になります。

電気ケトルの人気ランキングです。
定番はティファールで、タイガー象印あたりもおすすめです。

揚げ物・炒め物はフライヤーを使う

続いてガスの火力が活きる揚げ物や炒め物。
一昔前の電気コンロは火力が弱く、天ぷらやチャーハンがべちゃべちゃになるとか言われていましたが、昨今のオール家電の流れもあり、かなり進化しているようです。
炒め物までできる機種は限られますが、フライヤーを使えば「節電」「節約」「低カロリー」な調理が可能です。

揚げ物・炒め物ができるキッチン家電の人気ランキングです。
ティファールの「アクティフライ」は熱風を使って揚げ物、炒め物、煮込み料理が作れる調理家電。
色々なものを買わず一つに集約したい方にはおすすめのキッチン家電です。

お風呂

シャワーのお湯やお風呂の湯沸かしによるガス使用量がどの程度か皆さん知っていますか?
一般的なお風呂の使用頻度の家庭において、シャワー・お風呂のガス使用割合は全体の断トツの1位!
あれだけのお湯を沸かすのには、やはりかなりのパワーが必要なようです。
ならば使用量を抑えるしかない!
ということで、節約術を2点ご紹介します。

シャワーの湯量を減らし、節水&節ガス

先の通り、使うお湯の量を減らせばいいんです。
ということで、お使いのシャワーのシャワーヘッドに注目してください。
無駄に湯量を放出していませんか?
でしたらシャワーヘッドの交換をお勧めします。
これには「節水」「節ガス」の効果のみではなく、「勢い」や「ヘアケア」等の効果も期待できます。

シャワーヘッドの人気ランキングです。
「節水」「節ガス」はもちろん、「カルキ除去」が出来るフィルター付きの商品もありますので、「ヘアケア」「ボディケア」に関心をお持ちの方は、そのような機能が付いたものを購入されると良いかと思います。

保温機でお風呂の追い炊きを使用禁止にする

湯船にお湯をためてすぐにお風呂に入るのなら良いのですが、そうでない場合は「追い炊き」機能を使ってお湯を沸かしなおします。
ん?うちの物件追い炊きなんて付いてない!(笑)
そうなんです。賃貸の物件って、ファミリー向けでも追い炊きが付いていないことって多いですよね?
お風呂の追い炊きがほしい!という方、追い炊きは付いているがガス料金が高い!という両方の方におすすめなのが、「お風呂用の保温器」です。
一人暮らしの方は湯船にゆっくり浸かるということをあまりしないかもしれません(私がその一人です)。
でも「湯船に浸からないと一日が終わらない」という方も多いと聞きます。

以下、お風呂の保温器の人気ランキングです。
結構なお値段ですが、ランニングコストと前述の「お風呂へのこだわり」があれば、お安いもんですかね?




まとめ

  • LPガス料金は意外とぼったくられている
  • LPガス会社はオーナー・大家さんへの交渉次第で変えられる
  • LPガス会社を変更できない場合は、「節ガス」で高いガスを使わない工夫を

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