Twitter(ツイッター)、Facebook(フェイスブック)、Instagram(インスタグラム)などのSNSを使っている多くの方が願うこと。
フォロワー数を増やしたい!
いいねが欲しい!
バズりたい!
情報拡散力が特に強いTwitterは個人・企業を問わず「集客目的」でアカウントを運用されている方も多く、この3つの願いは切実なものなのではないでしょうか。
世の中にはTwitterの各種運用を自動化してくれる「自動運用ツール」なるものが存在します。
そのツールは何が自動化できてどのような効果が生まれるのか。
ずっと気になっていました。
元々、あまりSNSを活用していなかったわたしですが、重い腰を上げ色々と検証してみました(笑)
企業アカウントを運用している方にはもちろん、わたしのような個人ユーザーでも参考になるような記事に仕上げていきたいと思います。
Twitter自動運用ツール「SocialDog」
いくつかの種類がある自動運用ツールに「SocialDog(ソーシャルドッグ)」という製品があります。
この分野においては1強です。
WEBベースで使い易く、歴史もあり、多くの企業が使っているといった信頼感もあります。
今回はこのツールを使い、ある特定の運用を2週間続けてみました。
その結果、フォロワー数は増えたのか。運用は簡素化できたのか。
まずは検証の結果についてまとめていきたいと思います。
検証内容
検証にはあらかじめ持っていた3つのTwitterアカウントを使用しました。
以下が検証内容となります。
No. | アカウント | 実施内容 | 運用時間/日 |
---|---|---|---|
1 | 本サイト用の個人アカウント |
| 3.0H |
2 | 某美容系サイト用の個人アカウント |
| 0.5H |
3 | 情報収集用の個人アカウント |
| 0.1H |
わたしにとって一番大切なこのサイト用の個人アカウントにはSocialDogは使わず通常の運用を強化。
積極的にアクションを起こし、わたし活きてます!的なアクティブさをアピール(笑)
わたしが運用する某美容系サイト用の個人アカウントにはSocialDogを仕掛けました。
ノウハウ系ツイートに「#美容好きさんと繋がりたい」などのタグを付加して自動発信。
ツイートにはサイトで公開している記事を埋め込んだりもしました。
また、特定条件下のアカウントを探して自動でフォローするキーワードフォロー機能を使い、フォローを自発しました。
情報収集用の個人アカウントにもSocialDogを仕掛け、「#相互フォロー #フォロバ100%」などのタグを付加し、ひとことツイートを自動発信。
フォロー通知があれば、手動でフォローバックを行う運用を行いました。
たまに見かけるウザいタイプのツイーターです(笑)
検証結果
2週間の運用が経て、フォロワー数は下表のとおりとなりました。
No. | アカウント | フォロワー増減 | 1フォロワー当たりの獲得時間 |
---|---|---|---|
1 | 本サイト用の個人アカウント | 220→380(160UP) | 0.26H |
2 | 某美容系サイト用の個人アカウント | 420→470(50UP) | 0.14H |
3 | 情報収集用の個人アカウント | 963→979(16UP) | 0.08H |
本サイト用の個人アカウントをフォローしていただいている方は感じていたと思います。
この人、急におしゃべりになったよ?と(笑)
その頑張りもあり、フォロワー数は160人も増えました!
※フォローしていただいた方、ありがとうございます。
次に某美容系サイト用の個人アカウントは50人の増加。
ほぼ自動運用にも関わらず、この増加数は驚きです。
宣伝などはほぼなく、フレンドリーなツイートを配信したことが功を奏したようです。
そして情報収集用の個人アカウントは16人の増加。
増減が安定せず、増えては減り増えては減り…そして16人残ったという感じです(汗)
以下、今回の検証のポイントを3点ほどまとめてみます。
フォロワーの効率的な獲得
本サイト用の個人アカウントはフォロワー増加数は多かったのですが、そのための運用に多くの時間を費やしました。
SocialDogを使用した某美容系サイト用の個人アカウントは時間をかけず一定数のアクティブなフォロワーを獲得することができました。
今回の検証でわかったこと…
1フォロワーを獲得するために要した時間はSocialDogを使用した方が短い
Twitterで集客するにあたり、あまり運用に時間をかけたくないですよね?
他にもやることはたくさんあるはずです。
今回、SocialDogはフォロワーの効率的な獲得という意味合いで十分な効果を発揮してくれたようです。
ツイートする時間
SocialDogと連携させたアカウントは自動ツイート機能を使用。
ツイートする時間は俗に言うゴールデンタイム付近にセットしました。
やはりTwitterを利用する方が多い時間帯のツイートは閲覧数も多く、いいねも貰いやすい傾向にあるようです。
皆さん、ポチポチと勢いに乗って押してくれるんですかね(笑)
常にTwitterに向き合っているわけにもいかないので、この自動ツイートはとても便利です。
朝・昼・夜と幅広い時間帯にツイートすることで、多くの方の活動時間とマッチし、それにより閲覧人数も増大するというわけです。
ツイートを継続する
ツイートを継続し、そのアカウントが活きていることをアピールすることで、フォロワー数が増えるだけでなく、減少しずらくなることがわかりました。
活きたアカウントからはいいねやフォローが貰えます。
個人・企業問わず、Twitterの利用者はこのようなアクションが欲しいわけですから、繋がりを切ることはあまりしません。
定期的に自動配信される意味のあるツイート。
某美容系サイト用の個人アカウントに施したSocialDogの設定は正解だったと感じています。
SocialDogでできること
今回、わたしはSocialDogの「Basic プラン」というものに契約し、2アカウントと連携させました。
無料で使える「Free プラン」もありましたが、フォロー数の上限が少なすぎること、自動投稿が行える上限が少ないこと、キーワードによるTwitterアカウントの検索で「高度なフィルター」が使えないことなどがネックとなり、有料の「Basic プラン」を選択しました。
各プランの詳細についてはSocialDog公式サイトをご確認ください。
本記事ではわたしが感動すら覚えた「フォロワー増大に効果的な機能」のみを抜粋し、ご紹介したいと思います。
自動ツイート
今回の検証でも活用した自動ツイート機能です。
図の通り、特定の曜日と時間を分単位で設定することができます。
実際の投稿予約画面がこちら。
絵文字なども使え、実際のTwitterと同様の編集機能を有しています。
ブログカードや動画など各種埋め込みも可能です。
例えば、このような予約投稿を1ヶ月分まとめて作ってしまえば、かなり効率が上がりますよね!
なお、「Free プラン」は10件、「Basic プラン」は30件の予約投稿を作成できます。
10件だと週1程度、30件なら月1程度の更新頻度で済むということです。
キーワードモニター
特定のキーワードを含むツイートをしているアカウントを探すために便利なのがキーワードモニター機能。
そんなのTwitterでできるよ?と思われたかもしれませんが、SocialDogではより詳細なフィルターをかけ、検索することが可能です。
上の例では「ダイエット 食事」というキーワードを含んだツイートを抽出しています。
なお、この画面からフォローやいいねをすることも可能です。
そして…
高度なフィルタを使えば、より詳細な条件で絞り込みを行うことが可能です。
「フォロワー数が500以上」や「いいねした数が1000以上」などがよく使うフィルターでしょうか。
この他、「ボットによるツイート」「アダルトツイート」「広告・宣伝ツイート」を除くなどより良質なアカウントを探すために役立つ条件も指定できます。
なお、この高度なフィルタ機能は「Basic プラン」以上のプランで利用可能です。
※「Free プラン」ではクイックフィルタのみ利用可能
自動フォロー機能
続いては自動フォロー機能です。
この機能は上記のキーワードモニターと連携し、特定の条件のツイートをしたアカウントを自動フォローします。
ここでキーワードモニターの高度なフィルタが活きてきます。
好ましくないツイートをしている方や見向きもしてくれない方をフォローしてもマイナスなだけですからね(汗)
手動で見極めてフォローするのと同じ運用を自動化するためにはやはり高度なフィルタは必須だと考えます。
また、「あるアカウントのフォロワーをフォロー」というフォロワーコピーもおもしろい条件ですね。
競合他社のフォロワーはきっとこちらにも興味を示してくれるはずです。
各種集計機能
最後に各種集計機能をご紹介します。
まずは重要なフォロワー獲得集計です。
このようにフォロワーとフォローの推移をグラフで確認することが可能です。
自動フォローを設定している場合、そのフォロー実績を確認することが可能です。
なお、「Pro プラン」にするとフォローバック率を確認することが可能だそうです。
企業での利用であれば、重要なデータとなるのではないでしょうか。
続いてはフォロワー分析です。
どのような人がフォローしてくれたのか、詳細を円グラフにしてくれます。
いいねやフォロワーの数も重要ですが、アカウント作成年もおもしろいデータですよね。
歴が長い人は今後もTwitterを使い続けるでしょうし、古くからの仲間も多いことでしょう。
最後に自らのツイートに関する分析です。
ツイート数やいいね・リツイートを貰った数などがグラフ化されます。
各時間別グラフがとても良いデータだと感じました。
どの時間にアカウントがアクティブになるのかがわかるので、自動ツイートのタイミングなどの参考になると思います。
まとめ
とにかくたくさんの機能があるSocialDogですが、色々な使い道がある可能性を秘めた製品だと感じました。
わたしが思いつくところをざっとまとめてみます。
- キーワードモニターを使った高度な情報収集(市場動向・自社評判調査など)
- 優良な顧客の検索(フォロワー数や利用期間などによる評価)
- 各種自動化運用(自動ツイート・自動フォロー・自動フォローバックなど)
- 集計データの活用(企業内外報告用途・マーケティング活用など)
やはりキーワードモニターの機能はとても魅力的で、Twitterでの情報発信を行っていない企業においても情報収集だけは行いたいというケースがあり、それにマッチすると思います。
また、意外と面倒且つ高度な技術を要するのがデータ集計です。
SocialDogのような運用ツールだからこそ取得できるデータもあるため、各種集計を行う必要がある方にとってはとても便利な機能だと思います。
ということで、今回はTwitterの自動運用ツール「SocialDog」について導入の効果などについてご紹介させていただきました。
「Free プラン」は永続的に無料。「Basic プラン」や「Pro プラン」といった有料プランも2週間はお試し無料です。
さらに今なら公開価格の25%Offで利用できるキャンペーンも実施中です。
※無料登録後、SocialDogの画面内に案内が表示されます。
詳細はSocialDog公式サイトにてご確認ください。
追記iPhoneアプリ版も出ました。ブラウザ版とほぼ同様の機能が使えますが、ブラウザ版に慣れてしまったので、わたしはそっちを使っています。
コメント