ペンタブはビジネスシーンで使えるツールなのか!?Microsoft Office 2016 で使ってみた感想

働き方
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Amazonでペンタブ(ペンタブレット)を買いました。
お絵描きソフトも無料でついてきて筆圧の感度も良くなかなかの高性能。

正直言って「衝動買い」です(笑)
憧れだったんです…ペンタブ。

でも、使い始めて思いました。

絵、向いてないなって(笑)

でも書いていて楽しいです。
だから皆さんにもおすすめしたいなと思いました。

ということで、タイトルの通りです。
ペンタブというツールはビジネスシーンでどれくらい使えるツールなのか。

最近ではWindowsタブレット端末も普及し、既にタッチパネルでの手入力など行っている方もいるかと思います。
ただ、一般企業の一般職においてタッチパネルは必要ない。
おおむね、ノータッチパネルの端末をお使いかと思います(笑)
そしてOfficeが入っているはず。

そこにペンタブをつないだらどんなことができるんでしょう。
実際にやってみました。



Officeへのペンタブ入力はインクツールを使う

文書や表計算やプレゼン資料を手書き校正するツールとして「インクツール」という機能があります。
これはOffice2010から備わっているようなのですが、会社では見たことがありません(笑)

その機能はこれまためったに開かないその名も「校閲」タブにあります。
Word、Excel、PowerPoint、OneNoteにこの機能があり、アプリケーション毎に多少できることが異なります。

では、順番に見ていきますが、OneNoteは嫌いなので使いません。
OneNoteこそ手書きが活きるのにね(笑)

ペンタブの初期設定

ペンタブが「Windows Inc」というものに対応していると各アプリケーションで筆圧による表現が可能となるようです。
私が購入した「XP-PEN DECO01」にはそれが備わっていました。

デフォルトでこのチェックはオフになっていたので、オンに設定しました。

Wordでペンタブを使う

では、Wordからいってみましょう。

[校閲]-[インクの開始]をクリックします。

すると「インクツール」というタブが表示され、コマンド群が使えるようになります。

「ペン」「蛍光ペン」「消しゴム」といった一般的なお絵描き機能の他、Word独自の「インクから数式(画像ではグレーアウト)」があります。

「ペン」と「蛍光ペン」は筆圧を検知します。
軽く書けば細く、強く書けば太く。

仕事中にこんな絵描いてたら上司にどやされます(笑)

筆圧が効いてる感は緑の蛍光ペンで表現しています。

続いてオブジェクトの選択をしてみます。

こんな感じでドラッグすると…

うわ!こうなるの!?

さすがマイクロソフト製品。
ちゃんとオブジェクトなんですね。

ビールの泡、回転できます(笑)

次に「インクから数式」を使ってみます。
「インクから数式」ボタンをクリックすると数式入力画面が表示されるので、そこに手書きで数式を入力していきます。

なかなかの認識精度です。
だってこの汚い字をちゃんと認識してくれてる。
Zと2をちゃんと区別してるところが「やるな」って感じです。

最後に「挿入」ボタンをクリックすると…

数式ツールの形式で数式が入力されます。

ちなみにこれはビールのカロリーをゼロにする方程式です(嘘)

通常なら数式ツールで一個ずつ数式をクリックして書いていきますから、この「インクから数式」は便利かもしれません。

え?数式を書く機会がない?

いやいや、大学生とか研究者さんとか技術者さんは使ってるんですよ。
Officeのセキュリティアップデートで旧数式エディタが強制削除された時、騒いでた人多かったですもん(汗)

さて、脱線しましたが、Wordの方はこのくらいです。
一つでも使えそうなところを発見できて良かった(笑)



Excelでペンタブを使う

続いてはExcelです。

Excelもインクツールの立ち上げ方は同様です。
リボンの構成も「インクから数式」がないだけで、Wordと大差ありません。

Excelで書く絵じゃないですね(笑)
ちなみに肉の字はミンチを意識しています。

もっとビジネスライクな絵を書けば良かったと絵心ないわりに後悔しています。

ところでペンタブ使ってExcel…
何かありますか~(笑)

残念ながらヘッダー画像のようなことにはなりませんでした(汗)

PowerPointでペンタブを使う

Excel大好きなんですよ?
でもペンタブとの相性が悪すぎる(笑)

ということで最後は大本命のPowerPointです。
早速、PowerPointのインクツールを見てみましょう。

こんな感じです。
Wordとの違いは「投げ縄」と「インクを図形に変換」です。

では「投げ縄」ツールを見てみましょう。

投げ縄は描画ツールをお使いの方にはおなじみですね。
自由曲線で囲んだ範囲のみを選択できるんです。
ペンタブ使うなら、この選択方法ができると楽ですよね。

てか、なんでWordとExcelにはない?
そういうところありますよね、MSさんって…

さて、絵のことには触れず「インクを図形に変換」を見てみましょう。

これは手書きで書いた図形を認識し、Officeの四角だの丸だの矢印だのの図形に自動で変換されるという機能。
リアルタイムで変換されるのでなかなか面白いです。

お腹周りを緑色の楕円で囲みました。
ペンをペンタブから離すと…

勝手に楕円図形に変換されます。
どうですか?便利そうですよね?

しかし残念なお知らせ!

精度があまりよろしくないようで、図形の大きさや矢印と図形との接続がうまくいきません。
ささっとフローチャートとか書けちゃったら便利だったのにな~。
まあ、そのドラフトくらいまでなら書けそうです。



ペイントよりもPowerPointを使おう

せっかくPowerPointのお絵描きの話をしているのでうんちくをひとつ。
PowerPointはOfficeで唯一オブジェクトやテキストボックスなどを単体で「図として保存」することが可能です。
ここでいう図とは画像ファイル(jpgやpng)のことです。

WordやExcelで書いた文書や表を画像ファイル(jpgやpng)形式で出力したい場合、ペイント経由だったりPDF経由のクリップボード経由だったりしてると思います。
ペイントやPDF化は画像が劣化します。
PowerPointは「Windowsメタファイル」としてWordやExcelから貼りつけてやればほぼ劣化はありません。
そしてPowerPointの画像編集機能はなかなか優秀です。
透過処理もできたりします。

もちろん某Adobe製品をお使いならそちらの方が良いのかもしれません。
しかしWindows+Office環境のみであれば、PowerPointは一番優秀な画像編集ツールだと思います。

もちろんペンタブで書いた図や手書き文字も「図として保存」できます。
オブジェクトの上で右クリックし「図として保存」です。

まとめ

さて、脱線しまくりましたが、深夜に書いた記事なのですみません(汗)

世の中のペンタブ使いさんに笑われてしまうかもしれない内容でしたが、こんな使い方もできるかもよという可能性程度にお考えください。

なお、OneNoteは今回ご紹介したすべての機能にプラスして「インクからテキスト」があります。
OneNoteを使っている方ならペンタブは大いに活用できると思います。

Office2019が発売されましたが、どうやらインク機能が強化されているみたいですね!
仕事のシーンでもタブレットが浸透しつつあり、そのことを視野に入れたバージョンアップでしょう。

ペンタブ市場最大手のwacomではペンタブを使った電子サインソリューションに力を入れています。
板タブではなく液タブです。板タブは素人にはサインを書くことすら難しい(汗)

筆圧の癖や書き順なども記録し、サインとしての有効性を高めているそうです。
やはりペンタブ使うなら筆圧を活かさなきゃいけませんね。

それにしてもペンタブ面白いです。
安いし、新しい周辺機器としていかがですか?

ちなみに、私が購入したXP-PENというメーカーのペンタブをAmazonで購入すると「OpenCanvas」という有料ペイントソフトが無料でもらえるキャンペーンをやっています。

私が買ったXP-PENのDECO01というモデルが5,999円です。
そして無料で貰えるソフトのAmazon価格が5,403円です。
実質、ペンタブ500円くらいなんです!
XP-PENにはもっと安いモデルもあり、そちらだと無料で貰えるソフトの価格の方が高くなります。

って某携帯電話屋さんみたいなことを言っていますが…(汗)
私はここ数年で一番良い買い物をしたと思っています。

そんなお得なキャンペーンですが2018/7/25で終了してしまうというアナウンスがありますので、ご購入のお考えの方は情報をご確認ください。

私のブログでも関連の情報を掲載しました。
よろしければご覧ください。
※いつもながらの大げさなタイトルです(笑)

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