急に一人暮らしをしなければならなくなった人のための「なる早な部屋探し」 その3【契約編】

部屋探し
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部屋を借りる際に必要なもの

お気に入りの物件が見つかったらいよいよ契約です。

この記事を読んでいる方は準備段階でまだ物件探しを始めていない方だと思います。
ということで、まずは部屋を借りる際に必要な書類や準備しなければならないことについて記載しておきます。

これら書類をそろえておけば、スムーズに手続きを進めることができるでしょう。
書類の取得に窓口に出向く必要があるものや取り寄せに時間がかかるものもあります。
また、「連帯保証人」については第三者との調整も必要となりますので、急いでいるのであれば早めに動くようにしましょう。

① 住民票/印鑑証明

住民票と印鑑証明は区(市)役所で事前に手に入れておきましょう。なお、印鑑証明は不要な場合もあるようです(私が部屋を借りるときには求められませんでした)。
役所の窓口は平日しか開いていませんが、郵送や電子申請といった方法もあるそうです。
住民票を取得するために必要なものは本人確認書類(運転免許証、パスポート等)ですので、取得の際には忘れずに持参してください。
詳しくは区(市)役所のホームページを確認してみてください。

② 収入を証明するもの (源泉徴収、確定申告書、支払証明など)

あなたが会社員であれば源泉徴収票で問題ありません。会社に言えば交付してくれると思います。
自営業の方はその年の確定申告書や納税証明書などを用意してください。納税証明書はe-Taxのホームページから交付請求を行うか納税所窓口にて取得することが可能です。

③ 連帯保証人関連書類(情報)

「連帯保証人」とはあなたが何かしらの理由によって家賃を支払えなくなった際にあなたの代わりに連帯保証人の方が家賃を支払うという大家さんにとっての「保険」みたいなものです。
最近はこの連帯保証人の役目を担ってくれる「連帯保証人会社」が存在し、実際にこの「連帯保証人会社」との契約を条件とする物件がほとんどです。
連帯保証人は万一の時にお願いした方に迷惑をかけることになり、頼みづらいし、引き受ける側も不安だと思います。
今は「連帯保証人会社」を利用することになるので、面倒な連帯保証人を引き受けてくれる方を探す必要はないのです。

しかし!!ここで落とし穴が!!

この「連帯保証人会社」との契約書に緊急連絡先として「第三者の情報」を記入する必要あり、その情報については「連帯保証人会社からの審査を受けます
必要な情報は「住所」「名前」「連絡先電話番号」「勤務先」「勤務先業種」「勤務先電話番号」「大まかな収入」等で、連帯保証人として必要な情報とほぼ同じ内容の情報が必要となります。
違いは「収入等の証明が不要」なことと「万一の時に連帯保証人としての責務を負わなくてよい」ことです。
「連帯保証人会社」との契約の際、この「緊急連絡先」に実際に連絡が行く場合があります。契約をスムーズに進めるため、「緊急連絡先」として指定する方には事前に説明をしておいてください。
ちなみに私の場合は「緊急連絡先」への確認のための連絡はありませんでした。

④銀行口座印/通帳

家賃を金融機関から引き落とす場合は銀行の通帳(口座番号)と口座印が必要となります。
一般的に印鑑登録を行う印鑑と口座印は別のものが望ましいとされていますが、同一でも問題はありません。

⑤印鑑(捺印)

各契約書類に捺印を押す必要があります。上述の印鑑登録印や口座印と分けたい場合は別途用意しておいてください。
印鑑ばかり必要になりますね(笑)
ちなみに私はすべて1本の印鑑で済ませました。

契約の流れについて

物件が決まったら、不動産屋の指示に従い、必要な書類に必要事項を記入します。
一般的な契約書類について記載しておきます。
・賃貸申込書
・保証人会社契約書
・賃貸契約書(大家さんとの契約書)
・火災・地震・盗難等の保険契約書 等
各書類の内容については不動産屋が説明してくれると思います。
少しでも気になる点があったら、都度不動産屋に質問してください。
特に以下の2点については万一の時にあなたの負担に関わってくる部分ですので、良く理解した上で印鑑を押してください。

・賃貸契約書の中の借主の義務
万一、物件を破損してしまった場合に借主(あなた)と貸主(大家さん)のどちらが費用を持つかという取り決めです。
契約書上、非常にわかりづらく記載してあります。
甲だの乙だの(笑)
不動産屋の説明が悪ければ、例を挙げて質問してみてください。
「エアコンが壊れてしまったらどちらが費用負担するの?」など…

・保険契約書の中の補償内容
一人で暮らすということは、仕事などで外出しているときは基本的に部屋に誰もいない状態となります。
よって、泥棒が入ったり、外出中に隣人が火事を起こしたり、地震が起きたり…
ネガティブなことばかり考えていますが(笑)
こんな時のために保険会社との契約は必須であると考えますし、大抵は物件契約時に強制で保険に加入させられます。
この保険契約書を良く確認し、保証されない部分は自己負担となることを認識した上で生活しましょう。
この契約書も賃貸契約書と同様、少しわかりづらい部分がありますので、せっかく不動産屋に足を運んでいるので、不明な点があれば良く確認しておいてください。

まとめ

・スムーズに契約手続きを進めるため、必要書類は準備しておきましょう。
(先行して物件を見つけ契約手続きに入り、並行して必要書類を入手するのも「なる早」で入居に持ち込める手段だと思います。)

・急いでいるからと言っても重要書類にはしっかりと目を通しましょう。

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