ビールマイスターがいるようなお店で出てくるビールの泡はクリーミーでとてもうまい。
ビールの醍醐味といえば泡ですよね!
あの泡を家庭でも再現したいと色々探していたら、こんな製品がありました。
東洋佐々木ガラスというメーカーが作っている「泡立ちぐらす 山」というビアグラスです。
バラエティショップなどでも取り扱っているので、見たことがある方も多いのではないでしょうか。
そもそも缶ビールと生ビールではビールを注ぐ工程が違うので、お店で出てくるようなふわっふわの泡ができるとは期待していません。
ただ、普段飲んでいる缶ビールやら安い発泡酒やらがよりおいしく飲めるのならということで、Amazonでポチりました。
今回はこのビアグラス「泡立ちぐらす 山」のレビューということで、「どれだけ泡立ちが良いのか」「注ぎ方の違いで泡が変わってくるのか」検証してみたいと思います。
「泡立ちぐらす 山」とは
ビールの泡を楽しむためのビアグラスで、グラスの内側と底に特殊な加工がされています。
まずはグラス内側のすりガラス加工。
グラスの内側の下半分(上の写真の曇っている部分)がザラザラとしたすりガラス状になっており、この細かな凹凸にビールが触れた際、クリーミーな泡が発生します。
だったら全面すりガラスにしちゃえば?と思いましたが、そうするときっと泡だらけになってしまいます(笑)
次にグラスの底の山加工。
このグラスの底は山のようにボコっと盛り上がっています。
山の麓から頂上に向かって吹き上げる風のように、すりガラス加工で作られたクリーミーな泡がグラス内をグルグルとめぐります(詩人か!笑)
でも、これは大げさではなく、泡が回っている様子は見て取れます。
この記事の中盤に動画を掲載していますので、そちらでご確認いただければと思います。
「泡立ちぐらす 山」の理想的な注ぎ方
製造元である東洋佐々木ガラスのホームページを見てみると、「グラスの内面に沿って、ゆっくり静かに注ぐ」と美味しい泡が作れるとの説明があります。
この絵のビール、泡がもっこりしてて美味しそうですね(笑)
このグラス、この方法で本当にこんなに美味しそうにビールが注げるのか。
気になるところですよね?
実際にやってみたいと思います。
色々な注ぎ方を試してみた
メーカーは「グラスの内面に沿って、ゆっくり静かに注ぐ」を推奨していますが、他の注ぎ方をするとどうなるのかも試してみました。
- グラスを傾けてゆっくり注ぐ(メーカー推奨)
- グラスを立ててゆっくり注ぐ
- グラスを傾けて勢いよく注ぐ
- グラスを立てて勢いよく注ぐ
また、いつものビールで試さないと意味がないので、肥満を気にしているわたしが一番良く飲む発泡酒「淡麗 グリーンラベル(糖質70%オフ)」で検証。
糖質オフだからか泡切れがとても良い、食器洗い洗剤であれば優秀な発泡酒です(笑)
ほんとあっという間に泡が消えてしまう残念な淡麗くんがこのグラスに注がれるとどうなるのか!?
どのパターンも泡の量的には申し分ありません。
しかし、泡のきめ細やかと泡持ちでいうと、やはりメーカー推奨の方法が一番優秀でした。
もちろん味もです(1杯目だったからという説もあるが 笑)
この動画撮影後も何杯ものビール(発泡酒)をこのグラスで飲みましたが、注ぎ方の他においしい泡ができるいくつかのポイントを2点見つけました。
- すりガラスの部分をよく乾燥させておく
- 継ぎ足しは泡が発生しづらい
わたしが購入した「泡立ちぐらす 山」は2個セットでした。
ものすごく面倒なのですが、1杯飲み干したらグラスを交換し、2杯目を飲んでいる間に1個目のグラスを洗い、乾燥させておく。
すりガラスの部分は意外と乾きやすいので、2個のグラスで回していけば、常においしい泡のビールが飲めるのです。
わたしがそれをやっているかというとやっていませんが…
だってビール飲んだらもう動きたくないし(笑)
「泡立ちぐらす 山」の購入
今回、ご紹介した「泡立ちぐらす 山」は東急ハンズやロフトなどのバラエティショップやネット通販で購入することが可能です。
価格はネット通販で800円程度からあり、こだわっている割には意外とリーズナブルな製品だと思います。
「泡立ちぐらす 山」はわたしが購入したマグタイプ(ジョッキ)の他、取っ手のないグラスタイプ、藍流しや墨流しなど他デザインもあります。
ショップによっては名入れに対応していたりもしますので、記念日のプレゼントにしても良いかなと思います。
※デザインなど他の種類は各通販サイト名のボタンより検索できます。
まとめ
ビールといえば夏!
そんなイメージがありますが、わたしは冬のビールも大好きです。
グラスもビールもしっかり冷えて、おいしい泡ができあがります。
こだわりだすと止まらなくなるビール。
クラフトビール、泡立ちグラス、簡易ビールサーバー、業務用ビールサーバー…
ビール沼への入り口はこちらです(笑)
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